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臨床アロマセラピスト®コース15期生

11月…毎年この月は、新しい臨床アロマセラピスト®コースのスタートの時。

 

世間では、臨床(クリニカル)アロマセラピーとメディカルアロマセピーを間違えていたり、混乱している人も多い。

 

臨床現場でアロマセラピストとして活動していても、していることは臨床アロマセラピーではないこともよくある。

 

以前、すでに臨床での経験がある方がいて、2年目のコースへ進学はしないと聞いていたので、心配で最後のケーススタディの授業の時に発表をしてもらったことがあります。

やはり、心配していたことが当たりました。臨床アロマセラピーをはき違えていて、患者さんも全然見れていない。アロマセラピーから患者さんを見ている感じですが、できていると思い込んでやっているんだなあと残念に思いました。

 

精油に詳しいから臨床アロマセラピスト®でもないし、患者さんに施術したから臨床アロマセラピスト®でもない。優しいから臨床アロマセラピスト®でもない。

 

【授業風景:高齢者のためのアロマセラピー】

 

「ケア」というものの中で、

アロマセラピーは単なる手段に過ぎない。

アロマセラピーをすることが目的ではなく、

アロマセラピーを使って患者さんのコンフォートが図れなければ意味がない。

 

じゃあ、患者さんのコンフォート(日本語の安楽ではない)って何をさすの?

患者さんを理解するって?

患者さんの成長って?

私たちの専門性や存在意義って?

 

私たちのために患者さんがいるわけではない

患者さんのために私たちがいるのだから

学ぶことは山ほどあります。

 

15期生の19名は、ここから臨床アロマセラピスト®になるべくプロセスが始まります。

 

来月にはいよいよ病院実習も始まります。

 

自分と対峙しながら、ケア人としての根っこをつくって、すくすく育っていってほしい。

1年後が楽しみです。

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