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神戸校卒業生インタビュー

神戸校卒業生野村さんのインタビューです。


~暗い夜道のような出口のない生活の中で、患者にも家族にもほっとする時間を与えてくれたアロマセラピーを知りたい~


◆HCPSで学ぼうと思ったきっかけ

5年前、夫にがんが見つかり彦根市立病院の緩和ケア外来の診察を受ける中で、病院内にあるアロマケアルーム「ライフタッチ彦根店」を紹介してもらい、アロマセラピーと出会いました。

初めて受ける施術に夫も私もその効果に対して「半信半疑」でした。けれど、施術を受けた後夫の顔は笑顔で「足のむくみが楽になった」「首筋のコリがほどけたようだ」と話してくれました。亡くなる前日まで病室でも施術を受け、アロマセラピーの時間はポッと灯がともったように感じていました。

アロマセラピストさんから相原先生の著書「臨床アロマセラピストになる」を借りて読み、あの暗い夜道のような出口のない生活の中で、患者にも家族にもほっとする時間と柔らかな感触を与えてくれたアロマセラピーを知りたいと思いスクールの説明会に参加しました。

残席があとひとつと知り、それがまるで私のために用意されたように直感的に感じ(笑)、帰宅後すぐに申し込みました。

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◆スクールで学んだこと、アロマを勉強してよかったこと

アロマセラピーも知らず、医療職でもない私にとって、学ぶ解剖学・精油学は、専門用語がいっぱいで、初めは新しい世界に飛び込んだ戸惑いでいっぱいでした。でもそんな私の宿題を丁寧に添削し、実技でもわかるまで、できるまで、先生方が指導してくだったおかげで、気がつくと夢中で人のからだや心を知りたいと願い始め、少しずつですが「自分の言葉で」語りたがっていました。どんな立派な理論や概念も、それを自分の頭でとらえて、自分の言葉で伝えなければ、本当に分かったことにはならないということを深く学んだと思います。


いつも先生方から「現場では、クライアントと1対1で向きあったとき、その瞬間瞬間にセラピストがどんな判断をするかが問われる」と教えられました。自分の判断や言葉がどのようにクライアントに響いているかを考えると緊張の連続ですが、クライアントに寄り添うよう専心して臨んでいます。
けれど、毎回の施術で「本当にこれで良かったのか」「もっとできることがあるのではないか」と思うことがあります。そんな時、スクールに気軽に相談できたり、同期の仲間とつながり、新しい情報を共有したり意見交換で高めあえることは大きな支えです。卒業後に「Mテクニック」や「フェイシャルトリートメント」などの実技を学んだり、研修でさらに向上することによって、めざすアロマセラピストに近づけている気がします。

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◆今後の夢

スクールに入学した頃私は養護学校の教師をしていました。スクール説明会で初めて相原先生と話したときに「経験を生かして障害のある子どもたちのアロマセラピーをしたらどう?」と言われました。その当時はその言葉をぼんやり聞いていたのですが、卒業前に「自分にしかできないアロマセラピーとは何か」と考えた時に相原先生の言葉がよみがえってきました。
現在は、障害のある人たちのグループホームや作業所、児童の放課後デイサービス等で訪問アロマをさせていただいています。
これらのことは、私の過去と、今とそして未来をつないでくれます。人生の後半にアロマセラピーに出会い、人の心に灯をともせるようなアロマセラピストになりたいと願っていましたが、同時に私の心にも灯をともしてくれています。
これからも、多くの障害のある人たちにアロマを届けたいと思います。
私がスクールに入学したのは55歳で同期の中では最年長でした。年相応に記憶力や思考力、集中力は低下しているし、仕事もあり同居の母は認知症でその介護もありました。
状況を考えれば、「やらない」「できない」という答えもあったのですが、「する」という判断をしたら、する方向で何事も循環していくものだなと感じています。
私は入学当時、明確な目標が持てていませんでしたが、学ぶうちに見えてくることもあります。「臨床アロマセラピー」という言葉に感じるものがあるなら、やらない理由を考える前に進んでみてはどうでしょう。スクールの先生方は支えて下さるし、同期の仲間とは励ましあえます。歩き続けるとゴールに向かえると思います!


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