緊張、不安、痛み、リハビリへの意欲低下…
いつも、どう対応していますか?
“触れる+香る”アプローチで、臨床が変わります。
リハビリ領域において臨床アロマセラピーは
1.疼痛管理
関節炎、術後リハビリ、慢性疼痛(例:腰痛)に
おいて、鎮痛作用のある精油(例:ラベンダー、
ペパーミント)を使ったアロママッサージや
芳香浴が導入されています。
2.ストレス・不安の軽減
脳卒中や脊髄損傷の患者に対し、アロマを使って
心理的安定を促すことで、リハビリへの
モチベーション向上や睡眠の質改善が
図られています。
精神的サポートが必要な終末期リハビリでも
利用されています。
3.認知症・高齢者リハ
認知症の患者への刺激療法として香りを使用。
嗅覚刺激が記憶や情動に働きかけ、日常生活動作
(ADL)の改善したという報告があります。
4.自律神経系の調整
血圧や心拍の安定、リラクセーション効果を
目的に施されます。
【海外の導入例】
Encompass Health(米国内で146病院、
251ホームヘルス、96ホスピスを展開する
大手リハビリグループ)は、
「リハビリテーション現場でアロマセラピーを
使用して不安軽減や痛み管理に効果があった」と
報告しています blog.beekley.com。
また、ストレスでリハビリに消極的だった患者が
アロマ導入後に積極的になり、痛み止めの減薬に
つながったケースも報告されています。
私たちも「関西リハビリテーション病院」において、
すでに15年にわたって実践を行い、
様々な効果を確認しています。
(写真:肩と背中の痛みでリハビリが進まない
脳梗塞の患者への施術を行っています)
「香り」の可能性を、リハビリの現場で活かしてみませんか?
臨床アロマの知識と技術を身につけることで、
専門職としての幅が大きく広がりますよ!