江戸の末期、宮崎県日向生まれの長曽我部平兵衛さんが山でとても香りのよい柑橘を見つけました。
平兵衛さんは自宅に持ち帰り、庭で栽培し、苗木を作って近所の方に分けていました。
その木酢(絞った果汁)はとても美味しく、香りもよいことから有名となり、
この果実は平兵衛さんの名前から「平兵衛酢(へべス)」と名づけられたそうです。
これが「へベス」です。
果汁にはカボスやスダチには含まれていない「ナツダイダイン」というフラボノイドの一種が含まれています。
これは発がん抑制効果とがん細胞の増殖抑制に効果があるそうです。
カボスより小さく、スダチより大きく、酸味はそれほど強くなく、何しろ香りがよい!
この「へべす」の果皮を水蒸気蒸留した精油が
採れました!
サンプルを嗅いでみましたが、
グレープフルーツのような爽やかな香りで、
でもグレープフルーツほど苦みはなく、
ずっと嗅いでいたい香りでした。
今、成分分析中だそうで、3月には発売されるそうです。
楽しみ~です!!