野球もドラフトが終り、100名ほどの新人選手がプロ野球の世界に入ってきます。
インタビューを受ける顔は、どの選手も夢と希望にあふれ、1軍で活躍し、スター選手になる絵を描いていることがわかります。その一方で、怪我や故障、あるいは年齢によるパフォーマンス低下で引退を余儀なくされる映像を見ると、華やかであり、結果を求められる過酷なプロ生活なんだとわかります。
先日、元プロ野球選手の方からこんなお話を聞きました。「球場の観客の声はすごく耳に届くんです。投げる瞬間に子どもの声で『打たれろ』という言葉がポンと耳に入って、手元が狂い暴投をし、敗戦投手になったことがあります」と。
本当にちょっとしたことがきっかけで、調子を狂わすということがあるんだと思いました。試合前後の身体的ケアやメンタルの保持は難しく、さらには女子選手の場合、どうしても生理周期の調整が要ります。
それでも目指す目標に向かってひた走るアスリートたちを応援しないわけにはいきませんね。
そう思っているときに、プロアスリートの方に香りをつくる機会をいただきました。
このスポーツは、時間的に早く決着がつき、集中力と体の動きが勝負となります。
そこで、少しテンションが上がるようにブレンドしたものと、過緊張の時に少し落ち着くようにブレンドしたものを用意し、本人の状態によって使い分けてもらうようにお伝えしました。
とても気に入っていただいたようです。
いまちょうどリーグ中なので、もう少したったら効果を伺おうと思っています。