ホリステッィクケアプロフェッショナルスクールの精油学の課題として、
お題(名前)をつけて、ブレンドをしてみてくださいというものがあります。
アロマセラピストになるべくアロマセラピーの資格を取って活躍していくには、
精油の効能を知っていることや、人体に対する知識があること、観察力・感性があること、良いタッチ・マッサージができることは当然必須となりますが、
クライアントのオーダーに沿って精油をブレンドできるブレンド力も求められる能力です。
香りをことばで表現するって、ちょっと難しいですよね。
クライアントに香りの希望や、印象を聞くと
「軽い感じ」
「きつい感じ」
「甘い感じ」
「甘酸っぱい感じ」
「重たい感じ」
「まあるい感じ」
「棘、角がある感じ」
「温かみがある感じ」
「優しい感じ」
「木を感じる」
「爽やかな感じ」
「クールな感じ」
などなど、多種多様に表現があり、またそのイメージの幅も人によってこんなに違うものかと都度思います。
アロマセラピーに関連するイベントでは「ブレンドコンテスト」を行うこともしばしばあり、「東京」とか「クリスマス」とか「雨の街」とか、考えさせられるテーマに出会うと、何の精油を際立たせようかと早速考えたくなります。
先日お買い物をしていたら、すてきな香水のシリーズに出会いました。
J-SCENTさんというブランドで、日本の香水メーカーさんです。
https://www.j-scent.com/collection.php
日本の独特の美意識、伝統、文化を大切にされていて、そのこだわり抜かれた商品から洗練されたセンスを感じ、ファンになってしまいました。
素晴らしいなと感じたのは、そのネーミング。
「黒革」
「うす紅」
「ほうじ茶」
「落雁」
「花見酒」
「ラムネ」
「力士」
「ヒスイ」
こんなネーミングが先にあったとしたら、皆さんはどんな香りをイメージし、何の精油を使ってブレンドしますか?
楽しいですよね。
お店で見かけたらぜひその香りを香って、楽しんでみてください。
J-SCENTさん
https://www.j-scent.com/collection.php