ホリスティックケアプロフェッショナルスクールでは定期的に
「症例検討会」という学び機会を提供しています。
アロマセラピーを患者さまに届けるなかで、
「このような関わりで本当にこれでよかったのか?」
「もっと考えられるべきところがあったのではないか?」と
セラピストが悩むケースもあります。
それを対象の症例として、複数のアロマセラピスト・講師たちが一緒になって
「もし私がこの患者さまの担当だったら、このように捉えると思う」
という考えを述べたり、
「なぜこの時このような選択をしましたか?」
という質問をすることで
当事者であるセラピストが自分の関わりを振り返り、
新たな視座を得て、
より良いケアを患者様に提供できる糸口を見つけていきます。
本日は、訪問看護でがんの終末期の患者さまに継続して提供している事例でした。
痛みの背景にあるものが何なのか、情報や考察が足りていない点もあれば、
患者さまのよい評価が伴っている点も多くありました。
そして今後症状だけではなく、
大きくひいて見て見据えておかなければならないことも話題にあがりました。
発表者はもちろん、参加者もその患者さまの状況・環境を想像することで
学ぶことが豊富にあるとっても濃密な時間です。
今回は、先日卒業したクリニカル7期生も参加し、先輩として会をリードしてくれました。
1年先に受講し終えているからこその、経験や考察の深さはさすがでした!!
これからも定期的に開催していますので、是非ご参加くださいね!