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障がいをもつ子どもたちのためのアロマセラピー

ホリスティックケアプロフェッショナルスクールでは、様々な医療・福祉施設内でアロマセラピーを提供しています。本日は、✨放課後児童デイサービスに通う子どもたちへのアロマセラピーを紹介します。

西宮市にある放課後等デイサービスファミリエさん🌸

ファミリエさん(運営会社メルクさん)の


ここではほぼ毎週、子どもたちの療育のためにアロマセラピー(アロマテラピー)が活用されています。

そもそも「放課後等デイサービス」、最近よく聞くけどどんなところなのかよく知らないという方も多いのではないでしょうか?

放課後等デイサービスとは、児童福祉法に基づき県の事業指定を受けた事業者が運営しています。児童福祉法を根拠とし、障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービスです。発達に関する障害のある子どもさん、もしくはその心配のある子どもさんたちを放課後や学校長期休業期間にお預かりし、ひとりひとりの成長や発達についての支援を行う施設です。「子ども」と一言にいっても、未就学児から高校生まで幅広く、持っている障がいの種類によっても安心して過ごしやすい環境は異なります。医療的ケアの必要な方の利用も可能ができるかどうかも施設によって違い、ふぁみりえさんは重症心身障害をもつ子どもさんの受け入れもしているデイサービスです。「子どもたちにいろんな経験をしてほしい!」という想いで、香り・タッチを用いたアロマセラピーによるケアを取り入れてくださっています。

◆一日の流れ

看護師さんからその日の子どもたちの様子を共有

「今日はアロマだ!」と気が付いた子が早速準備しているところに近づいてきました。早くやってほしいみたいです。

横になって受ける子、

遊びながら受ける子もいますし、

机に座って受ける子もいます。それぞれが過ごしやすいところに合わせています。

◆アロマセラピー(アロマテラピー)による変化
これまでいろいろな子どもたちの変化・成長が見られました。もちろんアロマだけによる効果とは言い切れない要素もありますが、香りがあること、安心できる温かいタッチがあることは、子どもにとって落ち着いて過ごせる時間となったり、あるいはちょうどよい刺激をもたらす時間となっているようです。施術を受けながら、香りに興味を示したり、セラピストに嬉しい感情を伝えてくれることもあります。

施術中、ぎゅっと力んで肩や背中にまで力が入っている子がアロマにより、少しずつ力が緩んで、楽に過ごせる時間が持てたり、
お母さんたちからも「アロマがあった日は、家に帰ってからよく眠ります」「食事をよく食べます🍚」という声が聞かれたり、
初めは落ち着いて座っていられなかった子が、瓶や香りに「なんだろう」と興味を持って、静かに受けられるようになったり、便が出やすくなったり、その子ごとに変化は様々!

セラピストのマネをして、アロマをお友達にやってあげるという優しさの表現をされた子どもさんも!♥

そんな様子を記録し、ご家族にお伝えしています。


◆児童デイサービスの子どもへのアロマセラピーの注意
持っている病気によって注意することは個別にありますので一概には言えませんが、傾向として、てんかんを持っているケースが多いので、それを誘発する可能性があるといわれている精油は使いません。
大人が好む重たい香り、複雑な香りも子どもにとってはあまり好きではない香りであることが多いので使用する頻度は多くありません。
また皮膚感覚に特徴がある子もいて、心地よい優しいタッチがかえって落ち着かないと感じる場合もありますので、気を付けます。子どもの筋肉や骨はまだ未発達で、特に重度心身障害児に行う際の圧には気を付けなければいけません。通常のアロマセラピーマッサージの活用に加え、子どもや重篤な疾患をもつ方にも活用できるタッチセラピーMテクニックを活用する場面も多くあります。



子どもたちの、幸せで楽しそうな表情・笑顔のためにアロマが広く活用されていくことを願っています✨

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