「女性生殖器良性疾患術前患者におけるアロマセラピー介入効果の検討」
(順天堂大学医療看護学部医療看護研究16 P.14-25(2015)」
という研究論文を読みました。
手技にはMテクニック®を使って、看護介入としてアロマセラピーを導入し、
こころと身体への効果を検討されているものです。
アロマセラピーとMテクニック®を組み合わせた介入が
手術前日の患者さまの不安や抑うつといった状態を
改善できたということです。
考察に書かれていた文章から、今回の研究に至られた思いが感じられ、
そして、Mテクニック®を手技として
選んでいただけたことをとてもうれしく感じました🙂
その部分をご紹介させてください。
「ほぼ初対面での介入でありながら、
このような効果がみられたことは事実であり、
普段の看護では得られない結果である。
手術予定の患者は前処置を必要としない限り、
前日または当日に入院することが主流となっている。
手術や疾患、入院という状況に対して多くの不安や
緊張を抱え入院してくる患者は、
その気持ちを表出する間もなく、
入院オリエンテーションや手術オリエンテーション、
麻酔科医や担当医からの説明を
受け、何枚にも渡る同意書や書類にサインを行う。
そのほとんどがほぼ初対面の医療者により突然に声を掛けられ、
緊張の中実施されている。気がつけば手術前日の
消灯時間を迎え、眠ることのできない長い夜を過ごすこととなる。
その現実を知り、看護師は何とかして可能な
解決方法を見いだすために、
様々な研究を行ってきている事は先行研究からも明らかである。」
継続してMテクニック®が患者様の助けと
なっていることを願います⭐