もう20年以上精油の香りばかりを嗅いでいると
きつい香水の匂いには鼻をそむけたくなることがあります。
欧米人と日本人の嗅覚受容体の数に違いがあるという研究は見つかりませんでしたが、
日本人はほのかな香りを楽しむことが習慣があり、四季も香りで感じることも多いので、敏感だと言われています。
ただ、欧米人が日本に来ると「生臭いにおいがする」という人もいるらしく、
香りの嗜好性は自身の経験や生活習慣の中で決まっていくのかもしれません。
先日、電車の中でとてもよい(私が好きな)香りの香水をつけている男子高校生がいました。
いわゆる「香水男子」というのでしょうか。
古いかな(笑)
1998年ごろから「朝シャン」が流行りはじめ、男女とも清潔感というものに敏感になっていったそうです。
その中で、女子の特権だったような香水の文化が、男子にも広がるのは当然のことなんだろうと思います。
私の高校生の頃は、汗臭さがスポーツマンの証のような感じでしたが、
今や野球選手が自分の使っている香水を紹介する動画まであるくらい、
男子の中では、臭いのはご法度で、いい匂いは自分のの価値を高めるアイテムになっているのでしょうね。
ただ、香りは人によって好みがわかれますので難しいですね。
それに自分が持つ体臭と混じるので、同じ香りをまとっても人によって放つ香りが違うこともあります。
まあ、ほんのり香る程度にしておくのがいいかもしれませんね。
精油で自分の好みの香水をつくる男子が現れたら、素敵ですけどね。