「臨床アロマセラピスト®コース」は月に一度、金曜日に病院か施設のどちらかに実習に行きます。
今行かせていただいているのは、兵庫県の平野というところにある「協立記念病院 緩和ケア病棟」と新長田にある介護施設「ハッピーの家」です。
病院実習は、4名まで行くことができます。
それ以外の人は施設の方に行きます。
実習課程は、病院も施設もどちらでも実習することが必要となります。
今回は、病院実習のご紹介。
以前、学会でご一緒した森一郎先生がこの病院に着任されたのをきっかけに実習させていただけることになりました。
看護部長にご挨拶に行ったところ、とてもご理解していただいていて「アロマはすごくいいと思いますよ。本当は緩和ケアはだけじゃなく、他にも入ってほしいんだけれどね」と言ってくださって。
緩和ケア科の師長もとても明るく迎え入れてくださって、患者さんの状態を教えてくださったり、タオルを用意してくださったりと私たちが実践しやすくしてくださっています。
医療スタッフのみなさんもボランティアの方も、とても優しくて穏やかな方ばかり。だからかな~患者さんも穏やかに過ごされる方が多いように思います。
それでも緩和ケア病棟なので、息苦しさ、だるさ、不眠を訴える方、寂しさや時に悔しさを口にする方、いろいろな方がいらっしゃいます。
私たちは、丁寧に丁寧に、患者さんの一言一言を受け取り、丁寧に丁寧に施術をしていきます。
緊急を要することもあるので、常に指導者が一緒に入り、状態を一緒に確認してから任せていきます。
終わったら、翌日の授業の時に実習の報告をします。
アセスメントが十分でなかったかも、、
患者さんの言葉を受け取り間違えたかも、、
もっとよい精油や施術の方法があったかも、、
と反省はつきませんが、それも含めて全員でシェアし、次の実習に活かしていきます。
こうして、みんな少しずつ臨床アロマセラピスト®へ成長していくのです。