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幻の「屋久杉精油」

なんと説明すればいいだろう。この香り。

 

入手困難と言われている屋久杉の精油を縁ある方から譲り受けました。

これは、すごいことだと大興奮で蓋を開けたのですが、
私には何も匂ってこなかった。

ん? これがあの屋久杉? 精油が冷えてる?

少々期待外れな気持ちになりました。

 

ところが。。。。ほかの香りとブレンドしてみると。。。

他の香りを真中に寄せて、その周りからやわらかくて少し甘い「屋久杉」の香りが立ち上ってきます。

 

なんだこれは??? 

 

何度も何度も香りを嗅ぎ、そのたびに深く深く体に沁みわたっていくのを感じます。

 

2000年以上の長きにわたって、あらゆる自然の変化を受け入れながら、深い森の中で脈々と生きてきたその強く優しい力で私を抱きしめてくれます。

 

どんな傷ついた人の心も体も、両手を広げて受け止めてくれているような安心感。しばらく私はこの香りのそばを離れられなくなりました。

 

 

 

 

屋久島は、周囲132kmの円形の島で九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)を筆頭に、標高1,000m以上 の山が45座以上あり、多くを山岳部分で占められていることから、洋上アルプスと呼ばれています。

 

 

1993(平成5)年には、樹齢数千年の屋久杉をはじめとする特殊な森林植生や、亜熱帯から冷温帯に及ぶ植生の垂直分布など、屋久島 の貴重な自然環境・自然資源が世界的な評価を受け、日本で最初の世界自然遺産に登録されました。

 

 

#ヤクコマドリ

 

年間平均降水量は平地で約4,500mm(山間部は8,000~10,000mm)と、日本の年間平均降水量の2倍をはるかに 超える量で、その半分近くが5月から8月に集中します。

 

この湿気に耐え、ゆっくりと成長する屋久杉は年輪が美しく、環境から身を守るための樹脂をたっぷり蓄えています。

その中でも、樹齢1000年以上のものを「屋久杉」といいます。

 

 

 

しかし、2001年に屋久島自生の屋久杉伐採は終了となりました。

その後は、下の写真のような「土埋木」と呼ばれる伐採したあとの切り株や台風などによる倒木のみが、年に2~3度だけ鹿児島本土に運び出され、屋久杉の入札権を持っている業者のみが買うことを許されていました。

残念なことに、その屋久杉の売買も2019年に終了しまったのです。

 

#土埋木

 

今回、最後の屋久杉(樹齢2000年)をお持ちの方から
幻の「屋久杉精油」を少しだけ分けていただけることになりました。
残念ですが、この先これだけの樹齢の屋久杉の精油に出会うことは
難しいと思います。

 

卒業生の皆さん、屋久杉の深甚とした香りを感じてみてください。
そして傷ついた患者さん、まわりの方のために使ってください。

 

~屋久島憲章より~

「この島は、はるかな昔から人々の魂を揺さぶりつづけ、近世森林の保全と活用で人々が苦しみ葛藤した島である。そして今、物質文明の荒波をようように免れた屋久島は、その存在そのものが人間に対する啓示であり、地球的テーマそのものである。」

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